入力変数を理解する
入力変数とは、ユーザーがアプリ(ワークフロー)に提供する情報で、アプリを柔軟に実行するために使用されます。変数を使用することで、同じアプリを異なるデータや条件で実行できるようになり、非常に便利です。
入力変数を設定する
Section titled “入力変数を設定する”入力変数は Start ノードの入力フィールドから設定できます。試しに、以下の設定を行ってみましょう。
- 入力タイプ:
テキスト
- 変数名:
user_name
- ラベル:
ユーザー名
設定後、デバッグをクリックしてみると、チャット画面に変数入力フィールドが表示されています。
入力変数を利用する
Section titled “入力変数を利用する”設定した変数をノード内で利用するには、変数名を波括弧 {}
で囲んで参照します。例えば、変数名が user_name
の場合、アプリ内で {user_name}
と記述することで、その変数の値を取得できます。実際には、スラッシュコマンドや変数ボタンからインタラクティブに選択することができます。
では、先ほど設定した user_name
変数を使って、ユーザー名のニックネームを考えるアプリを作成してみましょう。LLM ノードのプロンプトに以下のように入力します。
「{start.user_name}」のニックネームを考えて
設定後、チャット画面のユーザー名に「織田信長」と入力し実行してみると、正しくニックネーム案が得られました 🚀
出力変数を利用する
Section titled “出力変数を利用する”入力変数と同様に、ノードの出力も変数として利用できます。例えば、LLM ノードの出力を次のノードで使用したい場合、出力変数を参照することで可能です。ここでは、LLM ノードの右に新しい LLM ノードを追加し、以下のように設定します。
次のニックネーム案の中で最もバズると思うものを教えて。
{llm-1.response}
これにより、他のノードの出力を利用して新たな情報を生成することが可能です。
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