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回答を出力ノード

回答を出力ノードは、ユーザーの入力テキストや LLM の応答から特定の情報を抽出するためのツールです。構造化されたデータを必要とするワークフローで有用です。

このチュートリアルでは、「LLM の出力データから特定の情報を抽出するワークフロー」を紹介します。

answer node

まず、Studio で新しいワークフローを作成します。

LLM ノードを追加し、そのノードのプロンプトに以下の内容をコピーして貼り付けます。

「ユーザー登録を開始しました。処理中です。処理に成功しました。」と出力

demo data

次に、LLM ノードの右に自動判定ノードを追加し、以下の設定を行います。

  • Input: llm-1.response
  • カテゴリ 1: 成功

これにより、LLM の処理が成功したかどうかを判定し、後続の処理を分岐させることができます。

intent recognition

次に、自動判定ノードの右に回答を出力ノードを 2 つ追加し、以下の設定を行います。

  • 回答を出力ノード 1
    • プロンプト: 登録完了 ✅
  • 回答を出力ノード 2
    • プロンプト: 登録失敗

これにより、あらかじめ設定した回答をそのまま出力できます。

answer settings

最終的なワークフローは以下のようになります。

overall workflow

これで準備は完了です!デバッグボタンをクリックして、ワークフローを実行してみましょう。 実行すると、「登録完了 ✅」と出力されます 🚀

result workflow