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外部連携コネクタノード

外部連携コネクタノードは、外部サービスと連携するためのツールです。これにより、MCP を介して他のアプリケーションやサービスと AI 連携を行うことができます。

このチュートリアルでは、「与えられたデータから求職者向けブログを生成し、Google ドキュメントに出力するワークフロー」を紹介します。

connector node

メニュー画面上部の「コネクト」をクリックし、利用したい外部サービスのコネクタをインストールします。今回は Google Docs コネクタを使用します。

install connector

インストールが完了したら、Google Docs コネクタをクリックし、Google アカウントと連携します。

auth connector

まず、Studio で新しいワークフローを作成します。

LLM ノードを追加し、以下のプロンプトをコピーして貼り付けます。

求職者向けの企業紹介ブログを書いて。
## フォーマット
こんにちは、株式会社SamuraiAI 採用担当の侍太郎です。
今回は、〇〇について紹介できればと思います。
---
ブログ中身(マークダウン形式。適度に絵文字を挿入し分かりやすく記述すること)
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株式会社SamuraiAIでは、通年採用を行っております。
ご興味のある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。
https://kiva.co.jp/recruit
## 詳細データ
{start.query}

blog generation

外部連携コネクタノードの追加

Section titled “外部連携コネクタノードの追加”

次に、LLM ノードの右に外部連携コネクタ追加します。ツールから Google Docs コネクタを追加します。 また、以下の内容をプロンプトにコピーして貼り付けます。

## Task
ブログデータをGoogleドキュメントに保存。
google drive url: {start.google_drive_url}
## ブログ
{llm-1.response}

add connector

最後に、Start ノードをクリックし、入力データの設定を行います。

  • 入力タイプ:テキスト
  • 変数名:google_drive_url
  • ラベル:GoogleDriveURL
  • 必須項目:オン

input data format

最終的なワークフローは以下のようになります。

overall workflow

Google ドキュメントを作成するため、事前に Google Drive にフォルダーを作成し、URL をメモしておきましょう。

google drive

これで準備は完了です!デバッグボタンをクリックして、ワークフローを実行してみましょう。チャットメッセージのサンプルは以下の通りです。

  • GoogleDriveURL: 自分の Google Drive フォルダーの URL
テーマ:リファラル採用やってます
リファラル採用とは:社員からの紹介を通じて新しい人材を採用する方法です。
求職者メリット:
- 企業文化にマッチした人材を紹介してもらえる
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弊社メリット:
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実際にリファラル採用で入社した社員の声:
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リファラル採用を促進するための具体的な施策:
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- 紹介者へのインセンティブ提供
- 定期的なリファラル採用イベントの開催
- 社内コミュニケーションの活性化
まとめ:
リファラル採用は、企業と求職者の双方にとって多くのメリットがあります。弊社では、リファラル採用を積極的に推進しており、社員一人ひとりが会社の成長に貢献できる環境を整えています。

start workflow

上記を入力して実行すると、事前に定義したフォーマットでブログが生成され、Google ドキュメントに保存されました 🚀

result workflow

コネクタによって、初回認証後一定期間が経過すると認証が切れる場合があります。その場合、ワークフローを実行すると以下のようなエラーが表示されます。

Failed to initialize graph: Your credential not found. Please authenticate: コネクタ名

解決方法として、以下の手順で再認証を行います。

  1. メニュー画面上部の「コネクト」をクリックします。
  2. 利用しているコネクタをクリックします。
  3. 「認証の再設定」ボタンをクリックし、再度認証を行います。