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条件分岐ノード

条件分岐ノードは、特定の条件に基づいてワークフローの流れを制御するためのツールです。

このチュートリアルでは、「チャットテキストに基づいて処理を分岐するワークフロー」を紹介します。

if-else node

まず、Studio で新しいワークフローを作成します。

条件分岐ノードを追加し、以下の設定を行います。

  • IF
    • 変数を選択:start.query
    • 条件:含む、定数、返信
  • ELIF
    • 変数を選択:start.query
    • 条件:含む、定数、教えて

これにより、ユーザーの入力に「返信」または「教えて」が含まれている場合に応じて、異なる処理を実行できます。

if-else settings

次に、条件分岐ノードの右に新しい LLM ノードを 3 つ追加し、以下の内容をプロンプトにコピーして貼り付けます。

## 実行タスク
{start.query}
## 私の情報
- 名前:侍太郎
- 会社名:株式会社デモ
## 実行タスク
{start.query}
## 考慮点
- 英語で出力
## 実行タスク
{start.query}

text generation

最終的なワークフローは以下のようになります。

overall workflow

これで準備は完了です!デバッグボタンをクリックして、ワークフローを実行してみましょう。チャットメッセージのサンプルは以下の通りです。

以下のメールの返信を考えて
先日、商品を購入しましたが、壊れてしまいました。どうしたらいいでしょうか?

実行すると、あらかじめ設定しておいた自身の情報を考慮した返信メール文面が出力されました 🚀

result workflow

英語で質問回答の場合

アメリカの首都を教えて

output

The capital of the United States is Washington, D.C.

その他の処理

日本で人気なアニメについて3つ知りたい

output

日本で人気なアニメについて、以下の3つを紹介します。
鬼滅の刃(きめつのやいば)
大正時代を舞台に、家族を鬼に殺された少年・炭治郎が、妹を人間に戻すために鬼と戦う物語。美しい作画と感動的なストーリーで国内外で大ヒットしました。
進撃の巨人(しんげきのきょじん)
巨人に支配された世界で、人類が巨人と戦いながら生き残りをかけるダークファンタジー。緻密なストーリー展開と迫力あるアクションが人気です。
呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)
呪いと戦う呪術師たちの戦いを描いた作品。キャラクターの魅力やバトルシーンの迫力、独特の世界観が支持されています。
これらは日本で特に人気が高く、アニメファンの間で広く知られている作品です。