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自動判定ノード

自動判定ノードは、ユーザーの入力テキストや前のノードの情報から意図を分類し、その意図に基づいて適切な応答を生成するための強力なツールです。 分類は AI が自動で行うため、複雑なルール設定や条件分岐を必要とせず、柔軟なワークフローを構築できます。

このチュートリアルでは、「問い合わせ内容が決済に関する情報どうか判定し、決済の場合のみ返信メールを生成するワークフロー」を紹介します。

intent recognition

まず、Studio で新しいワークフローを作成します。

LLM ノードを追加し、以下のプロンプトをコピーして貼り付けます。

以下のデモデータを出力してください。
## デモデータ
・株式会社test
・問い合わせ内容:今月の支払いがまだ確認できていません。ご確認よろしくお願いします。

LLM node

次に、LLM ノードの右に自動判定ノードを追加し、以下の設定を行います。

  • Input:llm-1.response(LLM ノードの出力)
  • カテゴリ 1:決済に関する情報
  • カテゴリ 2:その他の意図

intent recognition

さらに、自動判定ノードの右に LLM ノードを追加し、以下のプロンプトをコピーして貼り付けます。 この LLM ノードは、自動判定ノードの分類結果が「決済に関する情報」である場合のみ実行されます。

以下の問い合わせに対する返信メールの文面を生成して
## 問い合わせ
{llm-1.response}

最後に、「その他の意図」に対する応答を設定します。回答出力ノードを追加してください。

text generation

最終的なワークフローは以下のようになります。

overall workflow

これで準備は完了です!デバッグボタンをクリックして、ワークフローを実行してみましょう。 実行すると、決済に関する問い合わせに対して返信メールの文面が出力されました 🚀

result workflow

このように、自動判定ノードを活用することで、後続の処理を柔軟に制御できるワークフローを簡単に構築できます。ぜひ、さまざまなシナリオで試してみてください。