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LLMノード

LLM ノードは、ユーザーの入力を理解したり、応答を生成したりできるもっとも汎用的なツールです。 翻訳、OCR、要約、文章生成など、さまざまなタスクに対応できます。

このチュートリアルでは、「名刺画像から情報を抽出し、お礼メール文面を生成するワークフロー」を紹介します。

LLM node

まず、Studio で新しいワークフローを作成します。

デフォルトで LLM ノードが配置されている場合は、そのノードのプロンプトに以下の内容をコピーして貼り付けます。

以下の画像データから、名刺情報を抽出してください。
## 画像データ
{start.meisi_image}

OCR

Start ノードをクリックし、入力フィールドで次のように設定します。

  • 入力ファイル:ファイル
  • 変数名:meisi_image
  • ラベル:名刺画像
  • ファイル・タイプカテゴリ:画像
  • 必須:オン

Input value

次に、LLM ノードの右に新しい LLM ノードを追加し、以下の内容をコピーして貼り付けます。

名刺データを元に、お礼メール文面を生成してください。
## 名刺データ
{llm-1.response}
## メールフォーマット
件名:先日の商談での御礼
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
先日は商談でお名刺交換いただき、誠にありがとうございました。
株式会社デモの侍太郎です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
侍太郎

text generation

最終的なワークフローは以下のようになります。

overall workflow

これで準備は完了です!デバッグボタンをクリックして、ワークフローを実行してみましょう。名刺画像は以下のサンプル画像が使用できます。

run workflow

名刺サンプル画像

実行すると、アップロードした名刺画像のデータを元にした、お礼メール文面が出力されました 🚀

result workflow