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パラメータ抽出ノード

パラメータ抽出ノードは、ユーザーの入力テキストや LLM の応答から特定の情報を抽出するためのツールです。構造化されたデータを必要とするワークフローで有用です。

このチュートリアルでは、「LLM の出力データから特定の情報を抽出するワークフロー」を紹介します。

parameter-extractor node

まず、Studio で新しいワークフローを作成します。

LLM ノードを追加し、そのノードのプロンプトに以下の内容をコピーして貼り付けます。

次の商品データを出力して
- 商品名:PC
- 価格:20000円
- 数量:1

demo data

次に、LLM ノードの右にパラメータ抽出を追加し、以下の設定を行います。

  • Input: llm-1.response
  • Parameter の追加
    • 設定 01
      • パラメータ名:商品の名前
      • パラメータタイプ:String
    • 設定 02
      • パラメータ名:価格
      • パラメータタイプ:Number

これにより、特定の情報を JSON 形式でマッピングできます。今回は、商品名を “商品の名前”、価格を “価格”、数量は無視して抽出します。

parameter-extractor settings

最終的なワークフローは以下のようになります。

overall workflow

これで準備は完了です!デバッグボタンをクリックして、ワークフローを実行してみましょう。 実行すると、商品の名前と価格を抽出することに成功しました 🚀

result workflow